中足骨完全骨折(ゲタ骨折)
疲労骨折は、一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折です。
典型的な初期症状は、運動中の痛みで、運動を止めると消失する症状です。症状が進行すると痛みの発現が次第に早まるともに、常に運動を妨げる程度の痛みを生じ、体重がかかっていない状態でも痛みが持続します。スポーツ種目により発生しやすい部位は異なり、中足骨(第2・第5中足骨)・脛骨・腓骨・肋骨に多発します。
画像診断の単純X線撮影では、初期には異常が見られないことも多いですが、2-3週間後に再検査すると骨膜反応等の異常が見つかることも多く、日々の疲労の蓄積が原因となってくるため、外部の第三者はもちろん本人も骨折の発症に気がついていないケースが多いです。中足骨の疲労骨折を発症する最大の原因は、足裏のアーチ構造のつぶれや、繰り返しの衝撃による筋肉疲労が要因となって発症するケースが大半です。
特にバレエダンサーでは、負担が加わりやすい、第2中足骨・第5中足骨(ゲタ骨折)に疲労骨折が多発します。
大和接骨院では
女性バレエダンサーに多いケガで、第5中足骨の疲労骨折からの完全骨折(ゲタ骨折)への重大な骨折になります。
基本的には、整形外科にて手術の適応となる非常に難しい骨折(骨が細く着きにくく、細い筋肉や神経・靭帯が走行している為)です。
当院では、受傷後すぐ(骨折してのご来院)の患者さまが大多数ですが、2週間放置(ギプス・シーネ固定)の患者さまもご来院しております。
受傷後すぐの患者さまへのご対応ですが、当院にて整復(折れている骨をひっつける)し、テーピング固定(ガチガチでは無く、しかししっかりと)後、提携クリニックにてMRI撮影・診断、痛み止めの処方を即日(午後17時以降及び日曜日・祝日は不可。翌日になります。)で行います。
1週間後に、提携先(足の専門整形外科)にて診察。転移(骨のズレ)が無ければ、当院にてリハビリ治療を継続、転移(骨のズレ)有りの場合は手術の適応となります。 転移が無い場合、普通の生活(松葉杖なし・階段の上り下り可能)まで1カ月、バレエダンサー等の激しい動きまで3カ月で仕上げます。
通常、保存療法(手術でない療法)でのバレエダンサーの復帰には9カ月を要します。
足のケガは、完治まで“3倍速+再発ゼロ”にて責任を持って治療させて頂きます。
- 足関節捻挫
- 剥離骨折
- リスフラン関節捻挫
- かかと(踵)の痛み
- 母趾外転筋炎(土踏まずの痛み)
- 足底の痛み
- 足底(筋)腱膜炎
- 中足骨骨折
- 中足骨疲労骨折
- アキレス腱(周囲)炎
- 前下脛腓靭帯炎
- 前距腓靭帯炎
- 足根洞症候群
- 長母趾伸筋炎
- 長母趾屈筋腱鞘炎
- 三角骨障害(足関節後方インピンジメント)
- 腓骨筋(腱)炎・二分靭帯(短腓骨筋・長腓骨筋)炎
- 三角靭帯炎
- 有痛性外脛骨
- 後脛骨筋炎
- アーチ不全(扁平足)による痛み
- 足関節の痛み、つまり
- 可動域制限
- 足の指の骨折・捻挫・打撲
- ふくらはぎ肉離れ・シンスプリント